シリーズ「こんな授業をやってみた!」
ブラジルで日本語教師をしているミカ(@mica513)です。
現地の先生(ブラジル人)の1時間1コマのあとに、もう30分を担当しています。ブラジル人の先生たちはポルトガル語で読み書きや文法を、私は会話形式の授業をしています。
会話式と言ってもいろんなことについて話せるほど、語彙も文法も豊富でない子どもたち。彼らのために日々いろんな日本語ゲームを考えています。
いわば日本語ゲームコーディーネーター!(自称)
今回は自分で考えた「授業アクティビティー」をご紹介します。
ロボットふくわらい
文字通り福笑いのロボットバージョン。別の任地の同期が「ふくわらい」を授業で取り入れていたのがヒントになりました。
▼準備
- ロボットの全身イラストを2枚用意し、1枚には体の名称を書き、もう1枚はパーツごとに切る。
- バラバラになったパーツを厚紙かダンボールに貼る。(できればラミネート加工するかコーティーングシートを貼った方が長持ちします)
- 「うえ、した、みぎ、ひだり」のカンペも作成。
これは生徒のレベル次第。うちは複式で入ったばかりの子がいたので用意しました。
▼本番
- 全身イラストを見せて語彙チェック&口慣らし
- 今度はパーツだけ順不同で見せながら語彙チェック
- いざ、ふくわらい!!!
全てのパーツが繋がってるので1個ずれると全部ずれる→子供たち爆笑 (写真2枚目)
▼結果
- 想像以上に楽しそうにやってた!
「次、俺の番!」「私もやりたい!」「誰が一番上手にできた?」 - 私も一緒になってやってたので、カンペにはなかったけど「反対!」とかも覚えてくれた
まとめ
やってみないと失敗するか成功するかはわかんないもんですね。
こういうアイデアは使える使えないに関わらず共有してなんぼだと考えています。私もアイデアとかヒントとかいつでも欲しているし、与えまくったところで減るもんじゃないので。
ましてや私たちは「ボランティアとしての日本語教師」。個人事業主でもなく企業でもないので、少なくとも先輩や後輩、同期はライバルではないはず…
そして、ウケるという現象は嬉しいものです(特に大阪の地が騒ぐ瞬間…笑)
これからも楽しい授業を発掘して生きたいと思います.
極めよう、日本語ゲームコーディネーター!(違う)